メガロポリス

2025.6.20[FRI] ROADSHOW
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イントロダクション
”地獄“を描いたコッポラが託したものは、未来への希望 ”地獄“を描いたコッポラが託したものは、未来への希望
数々の傑作を生みだしてきた巨匠コッポラが、幾度となる困難を乗り越えついに完成させた最新作『メガロポリス』。2024年カンヌ国際映画祭で初披露され、鳴り止まぬスタンディングオベーションと共に話題騒然となった。崩壊の危機に直面する近未来アメリカをローマ帝国に見立てた空前絶後のストーリー、壮麗で圧倒的な映像美、そして新旧俳優陣による見事なアンサンブル。その物語はまるで“今日”を予言していたかの如く現代社会の問題を真正面から捉えると同時に、根底に流れるのは絶望ではなく “人類”を信じるコッポラの未来への希望だ。2025 年最大の注目作であり映画史に名を残すことが運命づけられたコッポラの集大成『メガロポリス』が、ついにその全貌を現す。
STORY
ストーリー
21世紀、アメリカ共和国の大都市ニューローマでは、享楽にふける富裕層と苦しい生活を強いられる貧困層の格差が社会問題化していた。市の都市計画局局長を務め、名門クラッスス一族の一員でもある天才建築家カエサル・カティリナは、新都市メガロポリスの開発を推進する。それは、人々が平等で幸せに暮らせる理想郷(ルビ:ユートピア)だった。だが、財政難の中で利権に固執する市長のフランクリン・キケロは、カジノ建設を計画し、カエサルと真正面から対立する。また一族の後継を目論むクローディオ・プルケルの策謀にも巻き込まれ、カエサルは絶体絶命の危機に直面するが─。
CAST
キャスト
カエサル・カティリナ
アダム・ドライバー
ADAM DRIVER
市の都市計画局局長を務め、
新素材メガロンを利用した新都市“メガロポリス”開発を目指す
1983年アメリカ、カリフォルニア州出身。イタリア映画『ハングリー·ハーツ』(14)でヴェネチア国際映画祭主演男優賞を、ジム・ジャームッシュ監督作『パターソン』(16)でLA映画批評家協会賞主演男優賞を受賞。『ブラック·クランズマン』(18)でアカデミー賞とゴールデングローブ賞にノミネートされた。マーティン・スコセッシ監督の『沈黙 -サイレンス-』(16)、スティーヴン・ソダーバーグ監督の『ローガン・ラッキー』(17)、リドリー・スコット監督の『ハウス・オブ・グッチ』(21)など名匠作品に多数出演し、『アネット』(21)、『フェラーリ』(23)では主演と製作にも参加。“続3部作”と呼ばれる『スター·ウォーズ/フォースの覚醒』(15)、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(17)、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』(19)の悪役カイロ・レン役として広く知られている。
フランクリン・キケロ市長
ジャンカルロ・エスポジート
GIANCARLO ESPOSITO
財政難の中で利権に固執するニューローマの新市長、カエサルと対立している
1958年デンマーク出身。6歳からニューヨークで暮らし、8歳で子役デビューを飾る。TVドラマ「ブレイキング·バッド」(08~13)と、そのスピンオフドラマ「ベター・コール・ソウル」(15~22)での麻薬王の演技によりエミー賞に2度ノミネート。「ベター・コール・ソウル」では監督にも挑戦した。映画では、『ドゥ・ザ・ライト・シング』(89)、『ナイト・オン・ザ・プラネット』(91)、『マルコムX』(92)、『ユージュアル・サスペクツ』(95)、『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』(25)など話題作に出演。長編アニメ『ジャングル・ブック』(16)、『ミュータント・タートルズ:ミュータント・パニック!』(23)では声優を務めた。コッポラ監督とは『コットンクラブ』(84)以来のタッグとなる。
ジュリア・キケロ
ナタリー・エマニュエル
NATHALIE EMMANUEL
キケロの娘で、カエサルの思いに共感し、父との仲を取り持とうと、彼の元で働き始める
1989年イギリス出身。幼い頃から俳優になる夢を抱き、10歳の時にミュージカル「ライオンキング」ロンドン公演でヤングナラ役を演じた。ファンタジードラマ「ゲーム·オブ·スローンズ」第三章~第四章(13~14)に通訳ミッサンデイ役でゲスト出演し、第五章~第八章(15~18)ではメインキャストに昇格した。人気映画シリーズ『ワイルド・スピード』には第7弾『ワイルド・スピード SKY MISSION』(17)から登場し、天才ハッカー役を好演。以降『ワイルド・スピード ICE BREAK』(17)、『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』(20)、『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』(23)にも登場。ジョン・トラヴォルタと共演したコメディドラマ「ダイ・ハート」(23)ではエミー賞にノミネートされた。
ワオ・プラチナム
オーブリー・プラザ
AUBREY PLAZA
カエサルの恋人で、テレビ番組の司会を務める野心的な金融ジャーナリスト
1984年アメリカ、デラウェア州出身。コメディアンとプロデューサーの肩書きを持つ。ピクサーアニメ『モンスターズ·インク』の前日譚『モンスターズ·ユニバーシティ』(13)に声優として参加し、映画『ダーティ・グランパ』(16)、『チャイルド・プレイ』(19)、『ベスト・セラーズ』(19)、『オペレーション・フォーチュン』(23)などアクションからホラーまで印象に残るキャラクターで観客を魅了。TVドラマでは、群像コメディ「ホワイト·ロータス/諸事情だらけのリゾートホテル」シーズン2(22)にメインキャストとして出演し、ゴールデングローブ賞、エミー賞など10以上の助演女優賞にノミネートされた。2023年タイム誌で「最も影響力のある100人」に選出されている。
クローディオ・プルケル
シャイア・ラブーフ
SHIA LABEOUF
クラッスス3世の孫、一族の後継者としての自分の立場を脅かすカエサルを敵視する
1986年アメリカ、カリフォルニア州出身。子役時代を経て、『チャーリーズ·エンジェル/フルスロットル』(03) 、『アイ,ロボット』(04)、『ウォール・ストリート』(10)などに出演。宮崎駿監督アニメ『風の谷のナウシカ』2005年英語版ではアスベル役の声優を務めた。スティーヴン·スピルバーグ製作総指揮『トランスフォーマー』シリーズ(07~11)の主役や、スピルバーグ監督作『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』(08)でインディの息子役に抜擢。自身の壮絶な過去をもとに脚本を書いた自伝的映画『ハニーボーイ』(19)では実父をモデルとした毒親を演じ、サンダンス映画祭審査員特別賞を受賞している。また、ミュージックビデオ監督やパフォーマンスアーティストとしても活躍。
フンディ・ロマイーネ
ローレンス・フィッシュバーン
LAURENCE FISHBURNE
カエサルのボディーガード・運転手・アシスタントを務め、後ろから彼をサポートする
1961年アメリカ、ジョージア州出身、ニューヨークで育つ。10歳で演劇を始め、ドラマや映画に進出。コッポラ監督作『地獄の黙示録』(79)で少年兵クリーン役に大抜擢され、『ランブルフィッシュ』(83)、『コットンクラブ』(84)にも出演。暴力的な夫を演じた『TINA ティナ』(93)でアカデミー賞にノミネートされ、『オセロ』(95)、『イベント・ホライゾン』(97)、『M:i:III』(06)などでも好演。大ヒットシリーズ『マトリックス』(99~21)、『ジョン・ウィック』(17~23)で人気を不動のものにした。TVドラマ「ハンニバル」シリーズ(13~15)、「ROOTS/ルーツ」(16)など出演作は多岐に渡る。製作プロダクションを設立し、プロデューサーとしても広く貢献。1996年からユニセフ大使を務めている。
ハミルトン・クラッスス3世
ジョン・ヴォイト
JON VOIGHT
カエサルの伯父で大富豪、"メガロポリス"開発計画の後ろ盾
1938年アメリカ、ニューヨーク州出身。『真夜中のカーボーイ』(69)で全米批評家協会賞とNY批評家賞を受賞し脚光を浴びる。ベトナム帰還兵を演じた『帰郷』(78)でアカデミー賞、ゴールデングローブ賞、カンヌ国際映画祭など数々の主演男優賞に輝き、『暴走機関車』(85)でもゴールデングローブ賞主演男優賞を受賞。コッポラ監督作『レインメーカー』(97)ではゴールデングローブ賞にノミネートされた。その他にも『ミッション:インポッシブル』(96)、実娘アンジェリーナ・ジョリー主演作『トゥームレイダー』(01)、『パール・ハーバー』(01)、『トランスフォーマー』(07)など大作映画に欠かせない重鎮俳優となっている。2019年、アメリカ国民芸術勲章を受章。
DIRECTOR
監督
脚本・製作・ 監督
フランシス・フォード・コッポラ
FRANCIS FORD COPPOLA
1939年アメリカのミシガン州に生まれ、ニューヨークで育つ。1963年、ロジャー·コーマン監督のもとで低予算映画『ディメンシャ13』(63)を初監督し、撮影スタッフだったエレノア・ニールと知り合い結婚。のちに長男ジャン=カルロ、次男ロマン、長女ソフィアを授かる。キャリアの初期、『パットン大戦車軍団』(70)でアカデミー賞脚色賞を含む7部門を受賞。その後ジョージ·ルーカスと共に映画製作会社「アメリカン·ゾエトロープ」を設立する。ルーカスの勧めでイタリア系マフィアを描いた『ゴッドファーザー』(72)を映画化し、続編『ゴッドファーザー PARTII』(74)がアカデミー賞6部門を受賞。『カンバセーション…盗聴…』(74)もカンヌ国際映画祭で最高賞のパルム・ドールを獲得した。1979年のカンヌ国際映画祭には『地獄の黙示録』を未完成のまま出品するも2度目のパルム·ドールを獲得。その後『ワン·フロム·ザ·ハート』(82)、『アウトサイダー』(83)、『ランブルフィッシュ』(83)、『コットンクラブ』(84)、『ペギー・スーの結婚』(86)、『タッカー』(88)を世に送り出した。1990年、前作から16年の歳月を経て『ゴッドファーザー PARTIII』(90)を完成させ、アカデミー賞とゴールデングローブ賞で監督賞を含む7部門にノミネート。その後は、アカデミー賞3部門受賞の『ドラキュラ』(92)、『ジャック』(96)、『レインメーカー』(97)を監督したのち第一線から離れ、1983年から温めていた本作『メガロポリス』(24)の企画を進めていく。10年後、『コッポラの胡蝶の夢』(07)、『テトロ 過去を殺した男』(09)、『Virginia/ヴァージニア』(11)などを作り上げた。
CREDIT
クレジット
STAFF
製作·監督·脚本:フランシス·フォード·コッポラ
協力、セカンドユニット監督:ロマン·コッポラ
プロデューサー:フレッド·ルース、バリー·ハーシュ、マイケル·ベダーマン
エグゼクティブ·プロデューサー:アナヒッド·ナザリアン、バリー·オズボーン、ダレン·デミートル
撮影監督:ミハイ·マライメア·Jr., ASC
特殊撮影:ロン·フリック
ビジュアルコンセプト:ディーン·シェリフ
プロダクションデザイン:ブラッドリー·ルービン、ベス·ミックル
編集:キャム·マクラクリン, CCE、グレン·スキャントルベリー, ACE
衣装:ミレーナ·カノネロ
作曲:オスバルド·ゴリホフ
VFXスーパーバイザー:ジェシー·ジェームズ·チザム
キャスティング:コートニー·ブライト & ニコール·ダニエルズ
STAFF
カエサル·カティリナ:アダム·ドライバー
キケロ市長:ジャンカルロ·エスポジート
ジュリア·キケロ:ナタリー·エマニュエル
ワオ·プラチナム:オーブリー·ブラザ
クローディオ·プルケル:シャイア·ラブーフ
ハミルトン·クラッスス3世:ジョン·ヴォイト
フンディ·ロマイーネ:ローレンス·フィッシュバーン
コンスタンス·クラッスス·カティリナ:タリア·シャイア
ジェイソン·ザンデルツ:ジェイソン·シュワルツマン
テレーザ·キケロ:キャスリン·ハンター
ウェスタ·スイートウォーター:グレース·ヴァンダーウォール
クローディア·プルケル:クロエ·ファインマン
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2024年/アメリカ/英語/138分/カラー/原題:Megalopolis
字幕翻訳/戸田奈津子 PG12
配給:ハーク、松竹  提供:ハーク、松竹
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